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こんにちは。大田区の相続大好き税理士です！

本格的に寒くなってきましたね

街ではクリスマスの飾り付けが目につくようになってまいりました

毎年思うんですが、盛り上げるのはもう少し後にしてもらえないでしょうか。。

クリスマス助走期間が長くなると各方面からの圧をしのぐ期間が余計に長くなるんですけど

さて、１つ前の記事で法定相続情報一覧図の作成についてお話ししましたが、今日はその手前の作業についてのお話です。

長い間、相続人を苦しめてきたあの超絶面倒くさいプロジェクトK

「生まれてから亡くなるまでのすべてのKOSEKI（戸籍謄本）を回収せよ」

「御意」

以前はあちこちの市・区役所を、刑事のようににくつ底をすり減らしながらハシゴしたものです。

おかげで東京近郊のほとんどの市・区役所に何も調べずに最短ルートで行くことができる特殊技能を身につけました

ところが、近年、この特技を完膚なきまでに無力化してしまう破壊力を持つ行政サービスが始まってしまったのです

その名も「広域交付制度」

どういう制度かざっくり言いますと、仮に本籍地が複数の市や町に分散していたとしても、皆さんが今住んでいるお近くの市・区役所に行って、

「生まれてから亡くなるまでの戸籍全部お取り寄せしてネ」

とお願いすれば、そのワンアクションだけで一連の戸籍謄本をすべて集めてもらえるという超絶便利な制度です。

残念ながら、デメリットはありません。

戸籍オタクとしてあえて重箱の隅をつつかせていただくとすれば、

・別の自治体に保管されている戸籍謄本なのに発行者が窓口自治体の首長名になること

・担当者の忙しさによりますが、都内の区役所では出来上がりまでに約１週間時間が掛かること（ごくたまに、暇な人に当たるとその場で各地から全てそろえてもらえることもあります）

くらいです。

というわけで、現在、亡くなった方の戸籍謄本を収集する作業というのは、非常に簡単になりました、というお話でした。

ちなみに我が家のクリスマスツリーはニトリ製です

ではまた！